Shinichiro Matsuda

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青春の光と影 この国では幸せは妬まれる パート1

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” 好きな事やったもんの勝ちだよ ” あるバイト先で進路に悩む生徒にある人が言った言葉。自分には真実に思えます。

2019年新宿南口で路上ライブをした時、ある人から 実際の歳より 若いねー やっぱ好きな事やってると歳取らないのかなー と言われ、多分そうなんだと思いました。色んな所で 10−20歳ぐらい若く見られます。ただ体内は結構バテてるのですが ... とにかく見かけは確かに実年齢より同世代の人と比べると若く見られます。

 

中学の時、洋楽に取り憑かれ自分もこんなことやってみたいと恐る恐る思い、作曲の無限の楽しさに気づいてからは永遠の命が欲しいと思うようになりました。

蘇る青春 未知の世界にワクワクしながら進む時期を青春と呼ぶなら私には何度も青春が訪れています。

いわゆる普通の20代前半までの第一期 バンド、ナンパ、女遊び

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第1.5期 あなたの英語分かるよ と、バイト先のイギリス人に言われ、じゃーいっちょイギリス行ってみるか 自分がやりたいのは日本語じゃなく、英語の音楽なんだから と、金貯めて語学学校の学生ビザを取り、イギリスに1年3ヶ月滞在、最初は学校ちゃんと行って色んな国の人とも話して世界が広がりました。

第2期 偶然またも1年3ヶ月間の長期ニューヨーク、カナダ、ヨーロッパ旅行が実現、ロンドンの真ん中で路上ライブをしたり、戦争経済を各国の人と話して知り、また世界が広がりました。

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第3期 アメリカの西海岸はどんな所? 戦争経済、武器輸出に対するアメリカ人の考えは?  こういった事を知りたくて、行ったアメリカ横断旅行。宿がなくて不本意に始めたロスアンゼルスでの野宿生活が習慣化し、ニューヨークでも野宿放浪、宿に泊まっていては見れないアメリカ深夜の一部を見てまた世界が広がりました。

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第4期 イギリスの人の戦争経済に対する考えは? ロンドン、ハイドパークのスピーカーズコーナーと云う演説集会の場に行って政治談義をしてみよう。そんな思いで行ったヨーロッパ旅行。意見の一致があったものの対策はグラスルーツ運動という消極的なもので意気消沈。しかもウインブルドンテニスのため、また宿が取れず再び野宿旅行、ミラノでパスポート等盗まれ、一時難民扱いを受け、チャリティセンターで配給の食事を取りながら9日間ミラノに缶詰め。ステージのビデオやロンドン、アメリカの写真もネットにアップしていたもの以外はなくなり散々な目に。一番痛い経験でした。まさにニガーーい性春の1ページ。 救いは演説場や旅先で、行ったことのない中東やアジアの人、パレスチナレバノンパキスタンの方と話してまた世界が広がったことです。またチャリティセンターで出会った人たちも、失業中か難民状態の方たちが殆どだと思うのですが、苦しい中にも明るく親切な人がいて、日本のなんとも貧相で魅力のない、なんか他人の不幸が唯一の楽しみのような顔立ちの人に囲まれている自分にとっては、世界にはこういう明るく素直な人たちもまだまだ一杯いそうだなと現実的に思わせてくれる体験でした。ネットで世界中の人とイラストや写真を通じコメントのやり取りをしても、いい人達とコミュニケートできてありがたいな、楽しいなと思うのですが、やはり目の前で実際あった出来事は強く心に残っています。酷い旅でしたが一条の光もありました。

第5期青春 人間の心、少なくとも自分の心って不思議なもので写真盗まれたことにより反骨心のようなものが心中湧き上がり 、バカ野郎こうなったら写真を新たに撮れるだけ撮ってやる 、との思いで40日でヨーロッパとエジプト20都市を周る弾丸旅行を行いました。今まで会話がメインの旅で写真はオマケだったのですがこの時は完全写真撮影優先でまだ見ぬ景色、まだ見ぬ景色を求め歩き回りました。しかし過ぎたるは及ばざるが如しとやらで、2017年9月14日スタートの旅だったのですが、ほぼ丸4年たった今となっても撮ったもの全部見ていません。自分の場合、自作の音楽ヴィデオに使おうとエッフェル塔やローマコロシアム、ギリシャ遺跡の前などで踊りまくって動画に収めておくのですが、チェックに時間がかかる故6割ぐらいしか見れてません。

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一番やりたいのは曲作りで次がイラストなので写真整理はおろそかになるのですが、それにしても4年経ってもまだ終わらないとは....

しかし、初めて行ったギリシャアテネ、エジプトのカイロ、ポルトガルリスボン、スゥエーデンのストックホルム、トルコのイスタンブールハンガリーブダペスト、イタリアのベニス、スイスの氷河急行の各地などは大当たりで、本当に行って良かったとしみじみ思います。

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逆にもしこれらの街を見ずにくたばっていたらと思うとゾッとしたりします。

新たな色々な景色と出合いまた世界が広がりました。

第6期 青春時代

もしコロナが無かったら昨年アフリカかアメリカに行っていたのですが今の所日本に缶詰めです ....

ただ曲作りは一向に飽きないし、頭の中には100曲以上のアイデアがあって、早く実際に音にしたくて、嬉しさと美味しいものを食べすぎてゲップがでるような感覚がミックスされた日々を今過ごしています。

変拍子、転調、ポリリズム、複雑なテンションコードを使えばいくらでも新しく面白いものが作れそうな気がします。

そして、絵画の世界 !!! これは自分にとっては新たに発見された宝島で、音楽の方はもうあらかた名盤と呼ばれるものは聞いていて、1990年代半ば頃から新譜は何を聞いてもどこかで聞いたものの焼き直しに思え他人様の曲は何を聞いても全く感動しなくなってしまいました。しかし絵の方は今まで門外漢だった分まだまだ新鮮な驚きがあったりします。今年もイタリアの Futurism と云うものを初めて知り、おおおおー こんな描き方があったのかと感動し、夢中になってネットで絵を漁り見て自分でもパロって一枚描いてしまいました。

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世界35都市を周ったおかげで描きたい風景は山のようにあり

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それを離れてもいろんなアイデアが浮かんで来て、

月と太陽 困難を越えて

また自分は酒、タバコ、女は全部卒業して3つとも今は大嫌いなのですが、女遊びの思い出だけは絵の題材に使えるので4人の彼女達との思い出や他にも色々ナンパしていた時のエピソードを何か新しいアレンジをして絵に変えるのは楽しかったりします。

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影が主役の "燃え上がる影"

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さらに青春1.5期から4期の会話中心の海外旅行もたくさんエピソードがあるので、こちらも曲作りのように全く飽きる気配がありません。

やりたい事が星の数ほどあって嬉しい悲鳴を心中上げ、昔大学の研究室に居た頃、卒業論文や実験の息抜きとは言え、わざわざ金払って雀荘に行ってマージャンで時間をドブに捨てていたのとは雲泥の差で、恵まれてるなー、幸せだなーと思うのですが、

しかし、しかし、しかし、

青春の光と影と云う言葉があるようにこの青春の日々にも影があり、自分には人の幸せを妬む、容姿を全く気に懸けない見るのがおぞましい醜悪な役人さんがまとわりついていたりします。自分にはもう上がり目がないから他人の足を引っ張ってやれ、それが唯一の楽しみみたいな、なんとも貧相で不細工な方達です。

この方達は私の自由な鳥のような生き方が余程気に入らないらしく、ミラノでパスポートと財布等盗られ、領事館に行った時にも、こちらはパスポートのコピーを提出しただけでそれ以外は何も自分のことについては言っていないのに "あなたは今まで自由気儘に生きてきました。自由には責任が伴います。固定資産税も払ってないし ....  あなたの不手際でパスポート等盗られたのだから宿泊費は貸せません。野宿してください。" と言われ 、なんでそんな事をこの人は知っているのだろうと腑に落ちないものがありました。

これはある人が本当にそんなこと言われたんですか?と信じられないみたいな感じで驚いてましたが...

なんでパスポート取られました、番号はこれですと知らせただけで 自由気儘なる言葉が出て来るのか? 

2017年にヨーロッパに行った時も不自然極まりない事がありました。 パート2に続きます。